ハーレーダビッドソン バルコム アメリカ・ツーリング 大西部激走1700km 8日間の旅

ツーリング・レポート パート1

レポート: 西本 圭介(ハーレーダビッドソン バルコム広島店)

2009年9月18日(金)

今回、ハーレーダビッドソン バルコムで企画した〔アメリカ・ツーリング 大西部激走1700km 8日間の旅〕は2009年9月18日(金)に7名のメンバーとCLUBHARLEYから編集部とカメラマンの2名と筆者の私の合計10名で成田空港よりNW083便で12時半に飛行機が飛び立ちました。
約10時間のフライトを経てロサンゼルス国際空港に現地時間9月18日(金)の朝9時半頃に到着しました。
日本時間では夜中の1時半頃の感覚のままで現地で朝を迎えますので、機内で日本時間の夕方4時頃には消灯時間だと思い込んで熟睡する必要がありました。そうしないと現地について時差ぼけになってしまうからです。自分は過去の経験から飛行機に乗ってすぐにフライトアテンダントに時間を聞いて時計を修正するようにしています。そうすることによって時差ぼけになりにくい環境を作っています。
現地に到着したら入国審査と税関審査を経て、ようやく待合室に出ることが出来ました。ここで旅行代理店の山下さん(株式会社ボーダレス)に出迎えてもらい、バンに乗ってラスベガスへ向けて出発しました。

ロサンゼルスで最初に訪れたのは世界最大規模と言われるヨットハーバーで有名なマリナ・デル・レイという町にあるハーレーディーラーのBartels' Harley-Davidsonです。

このバーテルズはハーレーダビッドソン&マルボロマンで使われたミッキーロークさんの愛車ブラックデスというマシーンの製作や、レース参戦などで非常に有名なショップなんです。
日本のディーラーと違って凄いカスタム車やレース用のマシンが無造作に置かれていたり、メカニックの人達は巨漢で両腕にTATOOバリバリのようなアウトローバイカーのような人が多く本場のディーラーは違うな〜と感じました。

45分ほど滞在してからバーテルズを後にして一路ラスベガスへ向かいます。途中にアメリカで初の食事です。アメリカといえばやっぱりハンバーガーですので日本では無名の町のハンバーガー屋に立ち寄りました。
時差ぼけしているときにヘビーなハンバーガーなど食べたくないかも知れませんが、時差ぼけを直すためにも肉系の食べ物を食べたほうが良いそうです。

本場のハンバーガーはさすがに巨大です! マクドナルドのクォーターパウンダーが大きいと話題になりましたが、こっちではこれがレギュラーサイズですよ! ポテトのサイズも量も日本の三倍はあります。アメリカの人達って巨漢の方が非常に多いですが、こんな食生活をしていたら当然でしょうね...(笑)

食事を後にして立ち寄ったのはラスベガスまで40分ほどの手前に位置しているネバダ州最大級のドライレイクです。ここは湖が乾燥して露出した真っ平らな土地であり、自分達がアメリカに到着して初めてみた広大な土地になりました。ココで思いっきりバイクでかっ飛んでみたいですね〜。
今回のツアーの工程には入っておらず、ちょっと立ち寄ったという場所でしたが、アメリカの広大さに圧倒をされてしまいました。

ドライレイクを出発してすぐにラスベガスに到着です。ロサンゼルス国際空港から約7時間でした。途中に観光を挟んだので決して長いと感じない工程です。飛行機で1時間ちょっとでアクセスするのも楽ですが、やはりアメリカを体感するためにも車移動をお勧めしたいですね!

宿泊したホテルはHOOTERS CASINO HOTELです。フーターズというとカワイイおねーちゃんのセクシーファッションで有名なレストランであり、このレストランチェーンがホテル業界に進出したのが、このホテルです。
チェックインしたら、まずは ゆっくりとシャワーを浴びてから疲れを取ります。ただしここで寝てしまうと時差ぼけになってしまうので、グっと我慢が必要なんです。その後、皆でHarley Davidson Cafeに食事に行きました。

店内にはハーレーダビッドソンやチョッパーが多数展示されており、ハードロックカフェのハーレー版という雰囲気のレストランです。注文したのは、アメリカといえばやっぱステーキでしょう!! 本場のステーキは日本と違って塩コショウの味付けで大味ではありますが、凄く美味しいです!! ただ量が半端じゃないんですよ(笑) 何を頼んでも日本の3倍はありますから、初日から食べすぎでぶっ倒れそうでした〜(笑)

 

フォトアルバム1日目


2009年9月19日(土)

2日目は気持ちよくラスベガスで朝を迎えました。
と言いたいところですが、やはり時差ぼけで「あ〜よく寝た〜」と目覚めたら夜中の2時でした(笑) その日はガイドさんからもらったメラトニンというサプリメントを睡眠誘発の為に飲んで何とか眠りにつきました。このサプリメントのお陰で時差ぼけは解消されましたが、何人かのメンバーはその後も時差ぼけで苦しんだようでした。
この朝はホテルからバンに乗ってLas Vegas Harley-Davidsonに向かい、ハーレーをレンタルすることになりました。

我々はウルトラ3台、ストリードグライド1台、ロードキング1台、ヘリテイジソフテイルクラシック2台をレンタルし計7台で走り出しました。

今回はガイドの山下さんにバンを運転してもらい、私とクラブハーレーの編集とカメラマンの3名が同乗し、参加者さんのスーツケースや荷物を積んで先導していきました。私は走行しながらバンの後方ドアを開けて写真撮影やビデオ撮影をしていきましたので、なかなかアクロバティックで楽しいツーリングがスタートしました。

まずはラスベガズをスタートして約50kmの場所に位置するミード湖国立レクリエーション・エリアに向かいました。この湖はフーバーダムによって作られたアメリカ最大の人造湖であり、休日ともなると自家用ボートを積んだトラックが各地から集まってクルージングを楽しむそうです。これが人工とは思えずスケールの大きさに感動です。
このレクリエーション・エリア内は人気の自転車のサイクリングコースになっていたりとツーリングにも最適なスポットでした。

 

ミード湖を出発して約1時間ほど走ってバレー・オブ・ファイアー州立公園に入りました。ここは火山岩や長期で侵食を受けてきた赤い砂岩が特徴的な火星のような雰囲気の場所で、名前が“火の谷”と名づけられているように赤茶けた岩に特徴がありました。ここでは入園の為の精算所が非常にわかりずらくバンで通過してしまったら、警官のようなレンジャーのトラックに追跡されて逮捕されそうになりました(笑) 結局は誤解が解けて問題はなかったのですが、初日にいきなり捕まるかとドキドキでした。でもこういうハプニングも良い思い出になります。

この日初めての給油を行い、先を目指します。ガソリンスタンドは日本では近年おなじみになったセルフスタンドばかりです。フルサービスのスタンドはこちらでは殆ど見ることはありません。
ここからは初のフリーウェイ走行になります。日本では高速道路無料化の話しが出ているようですが、アメリカでは一部有料道路もありますが、大抵は無料のフリーウェイです。タダなので良いと思うでしょうが、その為に道路はボコボコで舗装はよくありませんし、必ずしも無料が良いとも思えないですね。
アメリカのフリーウェイは巡航速度が120km位です。3〜4車線ある大きな道を皆さん平気で140kmほどのスピードで走っていますので、日本のように80~100kmで流していると逆に危ないのです。そんな速度で1時間以上ストレートな平原を走るのですから、車両も体も結構大変なんですよね。

昼食を取ると急激に眠気が襲ってきます。日本時間だと夜中なので、当然といえば当然です。そこで今回結構お世話になったのがノードーズ(マキシマムストレングス)というサプリメントです。 これはコーヒー30杯分だかのカフェインがあるらしい眠気を強力に覚ます薬でアメリカでは大人気らしいです。どこのドライブインでも売っていて500円くらいでした。これが眠気に強力に効くんですよ! アメリカに行ったらお勧めですよ。

次に訪れたのはユタ州のZion Harley Davidsonです。ここはラスベガズのディーラーなどに比べると小さいディーラーですが、日本と比べると敷地に余裕があるので、とにかく広い! 天井が高いというのが印象的です。展示しているハーレーは日本と同じく2010年モデルに移行しておりましたが、2009年モデルの在庫を日本に比べても大量に展示していることから、アメリカの経済があまり調子よくないという印象を受けました。車両の値段も確かに日本よりも安いですが、それはアメリカでは国産車ですから当然なのですが、物価から比較すると日本と大差はないようです。

Zion Harley Davidsonを離れて走り出すと周りの風景が変わってきました。枯れた大地から豊かな自然が開けてきました。今夜宿泊するのはザイオン国立公園の麓の宿の集まった町です。

宿泊したのはPioneer Lodge in Zion National Parkです。2階建てのモーテルで西部劇で出てくるような雰囲気の佇まいです。チェックイン後にはプールとジャグジーで疲れを癒し、ツーリング初日のパーティーを隣接するレストランで行いました。

このパーティーにてツーリングで友好を深め合ったこともあり改めて自己紹介をしあいました。今回は沖縄、広島、東京という違った土地から参加していただいたので、異国の地で素晴らしい出会いに感謝した夕食となりました。

2日目の夕食もステーキでしたが、初日の経験で1人で1食をオーダーすると絶対に完食出来ないことを勉強しましたので、2人で1枚のオーダーというテクニックを覚えました(笑) 2日目の夜も楽しい笑い声がザイオンの町に包まれていきました。

本日の走行距離は約370kmでした。

 

フォトアルバム2日目
 


2009年9月20日(日)

ザイオンの夜は珍しく雨でしたので、朝起きると日本のような湿った空気でした。日本の秋のような涼しい空気の中を走り出し、ホテルから数分の場所にある入園ゲートからザイオン国立公園に入っていきます。

 

昨日は焼けるように暑いと思ったアメリカですが、寒暖の差が大きいので朝方は冷え込みますので、Tシャツの上にジャケットを羽織るようなファッションが良いようです。またアメリカは紫外線が凄く強いのでサングラスをしていないと目がやられてしまいます。

ザイオン渓谷は本当に景色が素晴らしく、クラブハーレーさんも個別の取材を開始しました。こんな渓谷は日本には無いと思うので、素晴らしい写真が残せたのではないでしょうか。
この公園にはアメリカでは珍しい岩山をくりぬいたトンネルがあります。 公園内は起伏のあるワインディングがあり、景色を楽しみながら素晴らしい走りを楽しめました。バンに乗って撮影していると車酔いして大変ですが...(笑)

公園を出て走り出しても当然のことながら素晴らしい景色が続きます。撮影をしているとハーレーを運転している方から見える景色と違い走行するハーレーの後ろに素晴らしい景色が広がるのです。それが国立公園でなく、田舎の町並みでも自分にとってはすべてが絵画のように綺麗な風景なんです。

公園を出てガスの給油を行ってからカナーブという町を抜けて1時間半ほど走ってJacob Lakeという森の中に入りました。

ここは位置的にはグランドキャニオン国立公園の隣の場所です。残念ながら湖は見ることが出来ませんでしたが、雰囲気のあるお店でクッキーやパイなどを摘みながらコーヒーブレイクです。ここにも沢山のバイカーが集まっており、友好を深め合いました。

ジャコブ・レイクを抜けるとまた広大な土地が目の前に広がっていき展望台にて小休憩です。

ここからハーレーには先に走ってもらい我々は山の上から望遠レンズで走行シーンを撮影しました。このような撮影が出来たこともクラブハーレーさんが同行してくれて色々なアイデアを提供してくれたお陰ですね。

途中インディアンジュエリーの露天の並ぶ路肩に停車します。このことからインディアンの居住地区に近づいてきたんだなと実感しました。

今日の昼食は日本でもポピュラーなサブウェイです。自分が留学時代に一番苦手だったファーストフード店がサブウェイでして(笑) 複雑な組み合わせの注文をするのは大変なので、今回はガイドの山下さんに一括して注文してもらい1人前を2分割して食べました。それでも凄い量です。お味のほうはアリメカの野菜全般に言えることですが、日本よりも青臭く、野菜というよりも草!!という感じです(笑)

昼食をとってから約3時間走るとインディアンの居住地区に入っていきました。ナバホ族の聖地といわれるこの地域に入るとお酒類は買えなくなります。ただし持ち込むことは可能なので、事前に買っておく必要があるんですね。アメリカは州ごとに法律が違ったりするので、事前に色々と調べておいたほうが良いですね。

 

モニュメント・バレーに入ってくるとナバホ族の聖地の洗礼なのか、激しい砂嵐と雨に襲われました。車から撮影していた自分は逆に希少な光景が撮影できると喜んでしまいました(笑) ライダーの皆さんはバイクが傾くくらいの風圧と砂嵐で目が開けられず本当に大変だったようです。

そんな砂嵐を抜けると宿泊地であるGoulding's Lodgeに到着です。

なんと到着すると我々を歓迎してくれたかのようにモニュメントバレーに虹が掛かっているではないですか!! こんな光景はなかなか見られないので、本当に感動的な時間となりました。

ここではホテルではなくロッジというキッチン付きの家のようなホテルに泊まることになります。またこのあたりのレストランではお酒は出ないそうなので、隣接するスーパーで食材を買い込んで、自炊してパーティーすることになりました。

前日まではステーキづくしの脂っこい食事が多かったので、この日はサラダやニンジンや玉ねぎ、ハムの掻揚げでヘルシーな食事です。事前に買っておいビールで皆で乾杯です!!

ツーリングの2日目でちょっと疲れが出始めましたが、モニュメントバレーのロッジに楽しい笑い声が響きながら夜がふけていきました。

今日の走行距離は約480kmでした。

フォトアルバム3日目
 

パート2に続く!!

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