サービスメカニックエキスパート: 神原 教彦


店長との出会いからハーレー乗りに。トヨタから移籍したメカニック

氏名:神原 教彦 / satohiko kanbara

出身地:福山市出身

所有バイク:2009年式XL1200L

- バイクに興味を持ち始めたのは?

神原 ● 中学くらいまでは特にバイクを意識したことは無かったのですが、高校になって原付の免許を取りました。親も特に賛成はしていなかったですが、「高校にはバレないようにしんさいよ。」という感じでしたね(笑) 結局は事故をしてしまって高校にはバレて停学になったのですがね(汗)

- バイクに興味を持ったきっかけは何でしたか?

神原 ● その当時、親父が20年以上前のホンダ・モンキーを持っていて納屋に放置したのが、大掃除の時に出てきたんです。すると親父のほうから「これは直しゃ乗れるよ。」と提案があって2人で直し始めたんですね。親父とは休日はいつも釣りにいったり、バイクをいじったりと仲が良く、バイクいじりが好きになったのも親父の影響でしょうね。

- メカ的なことは誰から教わったのですか?

神原 ● それは親父からですね。親父も若いときからバイクが好きだったこともあるし、うちが農家だったので、農機具を直したりすることから工具があったり、自らが機械を整備したり直すという環境があったと思います。また親父はラジコンの飛行機が趣味だったので、幼少の頃は毎週のように笠岡湾の干拓地で飛行機を飛ばしていました。大会にも出るくらいに、のめり込んでいたので内燃機については詳しかったのだと思います。

- メカニックになることを意識したのは何時ですか?

神原 ● 高校時代にはメカニックになりたいと意志が固まっていたので、進路を探しを始めました。とにかく2輪のメカニックになりたかったので、2輪への進路もあるHONDAの整備学校 を検討していましたが、親父からは「バイクなんか一握りなんじゃけ、車関係のほうがいいと思うよ。」というアドバイスもあり、名古屋にあるTOYOTAの整備学校に進学を決めました。

- 学生時代はどんなバイクに乗っていましたか?

神原 ● 大型免許は取得していましたが、学校がバイクと車通学が禁止だったこともあり在学中はバイクには乗れなかったですね。実家に帰省したときだけ愛車のHONDA CB400は乗っていました。

- いつからハーレーのメカニックを意識し始めたのですか?

神原 ● まず当時はハーレーダビッドソンはオジさんの乗るバイクという印象があったので、HONDA党の自分としてはハーレーに乗りたいというイメージは全然無かったです 。また学校のカリキュラムも4輪中心ですから、バイクという進路は考えたことも無かったですね。学生時代には1ヶ月間カナダにホームステイして現地の大学で板金について研修を受けに行きました。そういった学習の経験からも4輪のメカニックに対して自信が付いていましたし、4輪のメカニックへの道が開けたという気持ちになっていました。

- 進路として4輪メカニックの道を目指したのですね?

神原 ● はい。福山に戻ってきてトヨタカローラ広島に就職しました。ここのバルコム福山店からも近い2つの営業所に8年勤務していました。

- ハーレーダビッドソンを意識し始めたのは何時ですか?

神原 ● それは親父がハーレーが好きで、所有していないのですが、パンフレットを請求していたり、グッズを集めたり、雑誌を買ったりしていました。実家に帰省すると親父が買ったハーレー雑誌を何気に読んでいたのですが、その時にたまたま見たナイトロッドにびっくりしました。ポルシェと共同開発した水冷エンジンやデザインなど、それまでに抱いていたハーレーのイメージと全く違うと思い、急速に興味が沸いてきました。

- 実際にハーレーのオーナーになったのですか?

神原 ● トヨタで働いていた当時の2008年に意を決して、ここバルコム福山店に一人で入店しました。思い出すとクリスマスの12/25でした。その時に接客してくれたのが三島店長で、第一印象は「柄の悪いおっさんじゃの~」と思いましたよ(笑) その時は目当てのナイトロッドスペシャルは展示していましたが、成約済みの札が貼られていたこともあり、車両を少し眺めて、そのまま店を出て行きました。帰り際に三島店長が「また何かあれば連絡をください」と名刺を渡してくれました。

- 結局その日は買うという話しにならなかったのですね。

神原 ● 当時はハーレーというか、この店に対しても敷居の高さを感じていたこともありましたし、なんとなく無理だなという気持ちにはなっていたと思います。それでも欲しいという気持ちが高まっていたので、奥さんに一度見に行こうよと説得していました。その時が12/29だったと思うのですが、当然冬休みに入っているので、半分は冗談の気分で三島店長の携帯に電話したんですよ。そしたら電話にも出てもらって「今日は定休日で大掃除をしていますが、ぜひいらしてください。」と快い返事がありました。その日に店頭で丁重に説明もしてもらったのですが、決めきれずに帰宅しました。しかし、たまらなくなって12/31の年末に三島店長に無理を承知で電話したら「分かりました! 実家に帰ろうと思っていましたが、お待ちしていますよ。」と年末にも関わらず店で対応してもらって、その日にハンコを押してナイトロッドスペシャルを契約しました。

- すごく温かい話しですね。

神原 ● 本当に三島店長には感謝していますよ。

- そこからバルコムに入社するきっかけは?

神原 ● 当時、自分がお客さんだったときから、三島店長には「ハーレーのメカニックっていいですよね~」と話していたというのはあるのですが、ある時に店長から「うちでメカニックをしてみる気はないか」と真剣な表情で話しをもらいました。当時、1級自動車整備士の国家資格も自力で取得していましたし、トヨタの一級自動車整備士も取得したばかりでもあったので、即答できず随分と悩みました。 トヨタについては本当に感謝をしていますが、自分も大好きなハーレーダビッドソンという新しい世界に進みたい。その思いを当時の技術トレーナーに話したところ「おまえは、これまで本当に頑張ってきたんだから、ハーレーでもやれるよ。」と背中を押してくれました。ここに来て2年経ちましたね。

- いまもナイトロッドスペシャルに乗られているのですか?

神原 ● 家内がバイクの免許を取ったこともあり、共同で乗れるという理由で09' XL1200Lに乗り換えました。僕自身はナイトロッドスペシャルのフォワードコントロールが好きだったので、これもフォワードコントロール仕様にカスタムしていますよ。

- お勧めのハーレーは?

神原 ● 自分も愛車にしているということもありますが、スポーツスターシリーズをお勧めします。取りまわしも楽ですし、ちょっとそこまで行くときにも乗れる気軽さというのが大きいですね。ツーリングというとビッグツイン系のツアラーというイメージが強いようですが、僕自身はツーリングでは積極的にスポーツスターを乗って良さを訴求していきたいと思っていますよ。僕がスポーツスターに乗っていれば、給油のタイミングなども安心いただけますしね。

- スポーツスターで883ccと1200ccで悩まれている方にアドバイスを。

神原 ● 街乗り重視でしたら883をお勧めします。僕自身1200を乗っていて感じるのが、1200ccだと街乗りだとちょっとギクシャクするかなと。883のほうが思い切ってアクセルを開けられますし、山に走りに行くという場合はXL883Rなんか楽しいと思いますね。逆にツーリングも積極的にしたい方は1200が良いと思いますよ。

- お客様にメッセージを。

神原 ● ハーレーダビッドソンの空冷エンジンにとってオイル管理は非常に重要だというのを伝えたいですね。定期点検を受けられない方が、何かのタイミングで入庫した時にオイルをチェックすると規定値以下になっていて危ないな~と感じることは多いです。ですので年に一回は最低でも定期点検は受けて欲しいと思います。点検を受けていただければ、その際にお客様からの疑問にもお答え出来ますし、正しい情報をお客様に提供することも出来ますしね。正しい情報というのは、最近はネットやハーレー雑誌での情報に過剰に流されてしまうということもあり、お客様のバイクというのは一台一台、使われ方も状況も違うわけですから、実際に点検をしながらアドバイジングしていければと思っています。バルコム福山店は決して敷居の高いお店ではありませんし、私も元々この店のお客さんだったこともあり、初心者の方の気持ちも分かりますので、ぜひ安心してご来店ください。心よりお待ちしています。


作成: 2011年7月9日 【インタビュー・写真・文章・編集】 MC事業部 Webマーケティングチーム 西本圭介

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